沼にはまったオタクの話。

好きなことを好きなように。

煌めきの2日間

 

書くべきか否か、迷ったのですがやっぱりこの2日間のこと忘れちゃいけないと思ったので書きます。

 

2019年6月18日

ジャニーさんが倒れたという話が飛び込んできました。少年倶楽部の収録を行った次の日、HiHiJetsとしてはうたコンに出演した日です。

 

私も話をきいて不安にはなったけど、テレビに映る5人をみてもそんなこと分からなかったし少年忍者の子達もザ・ジャニーズJr.という感じのニコニコ笑顔でした。

彼らだってプロなので当たり前と言われればそうなのですが…

 

そして7月9日

ジャニーさんは天国へと旅立たれました。

これも少年倶楽部の収録の次の日でしたね。

その日はあまり実感が湧かなくて、悲しいよりも寂しいという想いが個人的には強かったです。

翌朝のテレビでTOKIOの国分さんが泣いてるのをみてあぁ本当なんだってやっと実感が湧きました。

 

7月10日

遅れていたジャニーズJr.名鑑が発売されました。優斗くんのニックネームといえば「ゆうぴー」もちろんプロフィールのニックネームにはゆうぴーと書かれていました。そしてもう1つ、となりには「キャッチャー」とも書かれていました。優斗くんのことメンバーやファンはキャッチャーなんて呼ばないのに。呼ぶのはジャニーさんくらいなはずです。不思議なタイミングでした。

 

7月11日

ジャニーさんが亡くなって初めて公の場にHiHiJetsと美少年が立ちました。サマステミュージアムのお披露目会見です。

当然何も触れない訳にはいかないので優斗くんがマイクを握りしめてジャニーさんのことをお話してくれました。

そして同じ日に優斗くんが代表して書いたコメント発表されました。そこにはちゃんと(キャッチャー)と綴られていて、すごくこれを大事にしてたんだなって嬉しく思いました。

 

翌日12日

ジャニーさんの家族葬の当日、サマステが開幕する前日です。この日はサマステ開幕前日ということもあり、HiHiJetsと美少年で情報番組に出ずっぱりでした。朝一番に出た番組で優斗くんはまたジャニーさんについてお話してくれました。

「ジャニーさんは明るいのが好きなので」

そう自らが明るく言った優斗くんがとても印象的でした。

テレビの前でみていてこれ終わったら少し葬儀にも顔出せるのかな、なんて考えていましたがその後優斗くんは東京ドームにいました。

これもサマステサポーターのお仕事。

ファーストピッチセレモニーと言うそうで、優斗くんはマウンドに立ってボールを投げました。見事ストライク。空に向かって手を上げる優斗くんがとても印象的でした。何を思って優斗くんがあそこに立ったのかは私には分からないことです。でもね、すごく楽しそうな嬉しそうな顔でそこに立ってるんですよ。2015年の夏、同じ場所でまだ事務所に入って数ヶ月の優斗くんはキャッチャーとして岩橋玄樹くんの球を受け取りました。その彼がいま主役として真ん中に立ってボールを投げたんです。

ずっと優斗くん自身も野球のお仕事がしたいと言っていたので、私もとても嬉しかった。と同時にこれジャニーさんは見られなかったんだと思うと私なんか全然関係の無い人間なのに、悔しくて初めて少し泣きました。

そして当然のごとく、葬儀には行けなかったんだろうなと思っていました。事務所が公表した写真にも優斗くんはいませんでした。やっぱり行けなかったんだねと思っていたらマッチさんや東山さんや光一さんという名前の中に髙橋優斗という文字。どういう経緯でそうなったのかは分かりませんが、優斗くんが葬儀で挨拶をしたということが分かりました。

多分、時系列的にいえば朝テレビに出て葬儀に参列し東京ドームだと思います。やっぱり分からない子です。メンバーと東京ドームに立つ優斗くんずーっと楽しそうなんですもん。私には何もわからないです。

 

7月13日

日刊スポーツの連載「サタジャニ」がたまたま優斗くんの日でした。前日に行われたジャニーさんの葬儀の記事の裏に優斗くんの記事がありました。

「ユーはトークやったらいいよ」

そういう見出しです。取材はジャニーさんが亡くなる前ですから本当にタイミングです。たまたま毎週ジャニーズの誰かがピックアップされている連載が優斗くんで、たまたま葬儀の次の日が発売日だった、ただそれだけ。

朝5時頃には優斗くんに加えメンバーの猪狩くんと作間くんも出演する「恋の病と野郎組」の主題歌をHiHiJetsが担当することも発表されました。タイトルは「ZENSHIN」だそうです。

そしてサマステ開幕。いつもの事ながら生中継です。午前は音楽の日のリハのためか美少年が担当していましたが午後の中継はHiHiJetsが行いました。

そして最後に音楽の日。タイミング的に元々やる企画が追悼企画へともなりました。HiHiJetsが歌ったのはマッチさんの「ギンギラギンにさりげなく」と光GENJIの「STAR LIGHT」です。最初の方こそ神妙な顔でみていたデビュー組の先輩方も5人が坂を登り始めると笑顔になってくれて、それが本当に嬉しかった。そして何より5人が楽しそうにパフォーマンスをしてくれたことも嬉しかったです。前日に東京ドームに立ったり文書に名前が載ったことで不謹慎ではありますが、タイミング的に番組に出演出来たこともラッキーだったと思います。入所してから割とすぐから彼をみているのでラッキーボーイであることは何となく感じていましたがここに来てここまで引きが強いなんて少し驚きます。

 

 

7月12日、13日

本当にいろいろな事がたまたま重なって、世間から注目を浴びるタイミングで露出が多くなった2日間です。私は彼をラッキーボーイといいましたが、この2日間はジャニーさんが最後にしてくれた彼らへの「ステージ」と「演出」だったのかも知れません。

自分は外野なはずなのに、こうもタイミングがいいものかと不思議な感覚になりました。この2日間優斗くんが、HiHiJetsの5人が、どう感じたか何度も言うように私には分からないことです。

でもね端からみたらすごくキラキラとした2日間でした。何か素敵なものをみさせて貰ったような気がします。ありがとうございました。

 

 

最後にジャニーズに出会わせくれた感謝と、ご冥福をお祈りします。