沼にはまったオタクの話。

好きなことを好きなように。

いまを生きる

10/20  マチネ

 

おせーよ!と言われるとは思いますが、観劇させていただきました。

 

いまを生きる。

 

まずなんの情報も得ずに行ったので前の方の席が潰してあるなんて知らず……まぁ近い。

 

そんなことはどうでもよくて、ストレートの舞台は久々だったのですが、いつもはアイドルをしている彼らの『人間』を感じてしまって個人的には好きな作品でした。もちろんその『人間』も役を通してではあるのだけど。

 

なんせHiHiJetsが好きなもんで、アイドルは偶像ではあるけどキラキラなアイドルよりも人間くさい、泥くさいアイドルが好きなので。

 

ってまた話がそれてしまいましたが、1人1人について書こうかな。

 

まずは、ちゃかちゃん。

個人的にちゃかの演技はものすごく好きで、めちゃくちゃ上手いとか多分そういうのではないんだけど何にでもなれるというか、すごくナチュラル。

演技の仕方って人によって全く違うと思うんだけど、ちゃかちゃんは役を1回自分の中に取り込んで宮近海斗として感じたものをニール・ペリーとして外に出す感じ。

これはあくまで私の感じ方だから一概にはいえないのだけど、憑依型にみえるけど実は違うみたいな……(語彙力)

 

自分がやりたいお芝居のことをあんなにキラキラした顔で楽しいが滲み出ていたのに、求められるものとのギャップに苦しみ、絶望し自殺。

あのシーンは本当に胸が痛みました。あそこが彼の最大の見せ場でもあったと思うんですけど、本当によかった。ゾワゾワしました。

 

次にしめちゃん。

しめちゃんは声がよくとおる!男性にしては高い部類に入る声で1番セリフがききやすかったです。

 

ノックスはマイペースというか、割と周りなんか気にしないで1人で行動してる。あんな重いストーリーの中でノックスが出てきた時はちょっと明るくなれるんですよね。

一途に1人の女性を想っていて、それにまっしぐら。大人になるとあんな真っ直ぐには生きられないけど、なにかに夢中になれる高校生らしさ、子どもっぽさは不思議キャラのしめちゃんだから出せたのかなと思います。

 

来年あたりは、しめちゃん1人での外部舞台とかみれたらいいなと思いました。

 

 

最後にうみんちゅ。

うみさん個人的に演技は初めましてだったんです。ユメアイではみたけど、あれはユメアイなので笑。

リチャード・キャメロンは鬱陶しいくらい真面目。絶対、友達にはしたくない。臆病でうじうじしてるし笑。

影は薄い役なんですよね。周りが濃すぎるというか、普通ではないけど1番普通に近い感じ。だから印象にも残らない。

ラストシーンも1人だけ机の上にはのらないしね。

でも役の中で存在感を敢えて出さないのって結構難しい。目立ってなんぼの世界だし。目立つことで生きていける世界の人達にとってこれは難しいことなんだと思います。

 

初めてみたので詳しいことは分からないけど、うみさんの演技も、もっとガッツリみてみたいなと思いました。

 

 

ここからは完全にジャニオタ目線ですが、常日頃から外部の舞台のお仕事が羨ましいと思っていて、優斗くんにも運良くまわってこないかなーなんて絶対言わないけど心のどこかで思っていたり。

やっぱりジャニーズにいると視野が狭まりがち、外に出ることで得るものってたくさんあると思うんです。外でもまれてきた人達は次にジャニーズの舞台でみたときにやっぱり群を抜いて違いますし、1回外をみてきてほしいなって。

だから次のアイランドどれくらい出番があるかは正直分からないけど、3人にはこの舞台で得たものを全て出し切ってほしいと思います。